東西を分断する1つの壁

夕張山地は日本海に面し、札幌なども含む石狩平野と旭川から富良野に広がる富良野盆地の間にある山地で、主稜線は最高峰の芦別岳を中心として南北に40kmほど延びています。北海道を東西に分断するかのように立ちはだかる日高山脈や大雪山系などとともに、夕張山地も立ちはだかっています。これらの三つの山塊によって、帯広や釧路根室などの道東と、札幌や苫小牧といった道央を往来する交通網を分断していますが、夕張山地と日高山脈の間隙を縫う石勝線と同じルートを利用して先日ようやく夕張-占冠間が高速道路で結ばれました。夕張山地が形成されたいきさつというのは、北海道の多くの山塊に見られる一般的な火山活動とは違い、オホーツクプレートとユーラシアプレートの衝突によって歪んで隆起した地層が原因ではないかと考えられています。